用語集
独自用語は最小限にし、既存物理の言葉と対応づけます。ここは辞書として使ってください。
| 用語 | この世界での意味 | 既存物理との対応(近いもの) |
|---|---|---|
| 外部供給 Pext [W] | 宇宙の外から注がれる供給。魔法に使える“燃料”と“自由度”の上限。 | 外部駆動・外部リソース。物理学の標準概念ではない(設定上の外部系)。 |
| 端末 | 外部(魂)が宇宙に触れる接点。端末がある地点だけが外部介入可能域。 | 測定装置・インタフェース・境界条件に近い役割。 |
| 反作用 C [RU] | 介入で生じる歪みの負荷。大きいほど世界が“無理”をしている。 | エネルギー保存の反作用ではなく、制約違反のペナルティに近い(情報量・複雑度のコストとして扱う)。 |
| 反作用率 \(\dot C\) [RU/s] | 実行中に時間あたり負担する反作用。上限 \(\dot C_{\max}\) を超える術は成立しない。 | レート制限・帯域制限に近い。 |
| RU | 反作用単位。エネルギーではなく、運用上のコスト単位。 | 物理単位ではない(設定上の運用単位)。 |
| 絡み網 | 端末どうしの量子相関の網。相関の強さから距離を定義する足場。 | 量子エンタングルメント(ただし通信はできない)。 |
| 相関長 \(\xi\) [m] | 相関が1/eに落ちる距離の尺度(式(5))。 | 相関長(統計物理・場の理論で使われる)。 |
| 層(レイヤー) | 同時性を管理するローカル参照。恒星系スケールの概念として扱う。 | 慣性系・同時刻面の選び方に近いが、外部介入の運用基準として固定している点が違う。 |
| 層位相 δ, ℓ [rad] | 層のずれ量を角度として表現したもの。小さいほど同期が取りやすい。 | 位相差・同期誤差の指標(工学的)。 |
| アンカー | 層参照の合意点。星間ではアンカー網で参照を継ぐ。 | 基準局・時刻標準・参照フレーム。 |
| 同期品質 V [-] | 層ずれがどれだけ小さいかの観測指標(式(11))。 | 可視度・相関の品質指標に近い。 |
| 選別(確率魔法) | 結果を選び続けて分布を歪める手法。歪みは情報量で下限が付く(式(12)(13))。 | ポストセレクション/サンプリングの偏り(比喩)。 |
| 層同期(層時間魔法) | 端末間の層ずれを減らし、同時操作を成立させる手法。 | 同期制御・位相同期(比喩)。 |
| 流路操作(流路魔法) | 外部供給の通り道を作り、配分する手法。成立は供給上限と反作用上限で判定。 | エネルギー配分・制御工学(比喩)。 |
この用語集の使い方
物語を書いていて「この描写は何の上限で止まるべきか?」と迷ったら、
外部供給(P)、反作用(C)、層ずれ(δ)、端末数(n)、アンカー網、のどれが支配しているかに戻すと整理できます。