世界設定
開闢
世界には光がありました。
始まりも終わりもなく、あらゆる時間、あらゆる可能性を照らす光でした。
世界には窪みがありました。
光が落ち込んで、ぴちゃぴちゃ反射するように、たくさんの泡が生まれました。
それらは波打ち際のように、生まれ、合わさり、割れて消え、
だんだんと壊れにくいものが残るようになりました。
窪みの底にはとっても丈夫な構造が、
窪みのまわりには成長したがる構造が。
窪みの底の泡の中では、別の小さな構造が、
互いにぱちゃぱちゃ混ざり合い、綺麗な景色を生み出します。
窪みのまわりの泡たちは、窪みの底に手を伸ばし、
景色の中を動きます。
そうしてまわりの泡たちは、自分たちの居場所を見つけ、
のどかに豊かに過ごします。
長い時間の後のこと、窪みの中の景色の中に、
考える獣が現れました。
それらの中に住む泡たちは、欲と知恵と言葉を知って、
光をたどって登り始めます。
もっと強く、
本能のままに、
欲しい景色を得るために。
光の元にたどり着く子が、いつの時代か現れるまで、
純真だった泡たちは、数多の窪みの景色の中で、
永遠に近く争い続けます。
世界の記述
魔法理論
